後日、また絵羽犯人説を主張するワイドショーがTVをにぎわせていました。十八はこれを見て、戦人が「あの時の犯人は絵羽叔母さんだったんだ」と主張しているのを感じました。
十八は幾子にこのことを報告しました。すると幾子はこんなことを言い出しました「十八、あなたがそれを真実だと思うのなら、また共にそれを記して作品にしませんか?そなたが今感じていることをプロットに、私が執筆します。世間の方々がそれを真実だと認めたならば、それはきっとあの日の真実なのでしょう」
そしてEP3を作り始めました。
十八の中の戦人が絵羽こそ犯人だと主張するストーリーを軸に、偽書というものが出来上がりました。そして、それを幾子が独自の世界観を以って読み始めるのです。
そして、読み終えた十八は言いました。「これがあの日のの真実だと納得しました。さらに、絵羽叔母さんを止めようとしてくれたベアトに感謝したいという気持ちでいます」
幾子は天にも昇る気持ちと同時に、まだ本当のゴールはここではないと自分に言い聞かせ、「まあまあ、世間が評価するまで真実と限ったわけではありません。」などと言って誤魔化したことでしょう。
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