EP7のお茶会がほぼ真実でしょう(EP7参照)。
戦人は留弗夫に呼び出され、その途中で「ハーイ、戦人くん(EP4)」と霧江に会い、金蔵から逃げてきたと、これらはすべて金蔵の魔法の仕業だと説明されるものの不審に思い、それを霧江に看破され、背中にナイフでザックリやられます。紗音は霧江に撃たれた後気を失っていましたが、無事だったと気づき、地上に上がると重傷を負った戦人を発見します。
紗音は救命行為を行い、何とか戦人は息を吹き返しました。
その後戦人と紗音は潜水艦基地に逃れました。
そこで紗音は言います「このボートで新島まで行けばいい」
戦人も言います「紗音ちゃんも来いよ」
紗音「私は行けません。皆さんを殺したのは私だからです」
戦人は6年前のことは覚えていましたが、紗音の気持ちは、まだ好きだという思いは伝わりませんでした。むしろ紗音のほうこそ約束を忘れて譲治と婚約したんだと思っていたのです。なぜ紗音がこの悪夢の元凶となってしまったのか、自分ではどうしようもなくなって、自分の望んだ未来を得るために、その低い確率が的中した時に、そこに魔力が宿ると信じたから爆弾を仕掛けたということを、戦人は分かりせんでした。
戦人は紗音の頑なな態度に、加えてこの惨劇の張本人を助けることへのわずかな嫌悪感から、紗音を残して島を出ます。紗音はそれを見送りながらつぶやきます。「………ありがとう…。……うそつき……。…さよなら……。そして………、…ごめんね。」
紗音を残して島を脱出するという戦人の行為が、後の爆発の事実を合わせることによって、紗音を殺したのが戦人であるという解釈につながったものと思われます。紗音を残して船に乗ってしまったことを、十八の中の戦人はずっと悔いていたのです。自分が殺したようなものだと思ってしまうほどに(ですからEP8の魔法ENDの時は、連れていったという幻想を描写して、結果二人とも死亡したけども二人の中ではハッピーエンドだったんだよ、と縁寿に示したものと思われます)。
その後悔の念が、十八が戦人の記憶を受け入れられない最大の要因であり、後にベアトリーチェの肖像画を見ることで紗音の顔を思い出し、幾子=紗音であると気づくことで、紗音は生きていたと知り、後悔の念が取り返しのつく後悔に変わった時に、十八は戦人の記憶を受け入れることに成功するのです。謝りたいと願ってそれが叶うという状況は、金蔵にそっくりですね。
戦人を見送った後、紗音は踵を返します。爆死するつもりでした。しかし絵羽が現れて紗音を救います。九羽鳥庵まで一緒に連れて行かれ、爆発。
その後、絵羽はある程度の資金援助を約束しますが、二度と会いたくないとでも言ったのでしょう。私の中ではもう死んだことにするから、二度と私の前に現れるなと。
さらに数年後に、記憶を失った戦人と再会したという流れでしょうか。
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