ナッパ編

ナッパ編について。

 

基本的な情報は、ピッコロの初期戦闘力が1220、悟飯怒りの魔閃光が2800、悟空の基本が5000、本気が8000以上です。ここからまず、ナッパの戦闘力を推測をしていきましょう。

 

 

 

 

①ナッパの強さは、Z戦士たちを圧倒的に上回っていました。その圧倒ぶりは、ラディッツvs悟空&ピッコロのバトル以上でした。それは描写からも明らかです。ラディッツの戦闘力が1220であると結論づけましたので、そこから計算すると、

416/1220=34%

約3倍近い戦闘力差があると圧倒的な戦力差になり、かつナッパとZ戦士の戦力差はそれ以上であるといえるのです。

 

また、ピッコロはナッパにまったく勝てる気がしないと言っています。3倍以上の戦闘力の差があったラディッツには、必殺技への自負もあり、なんとか勝てるかもと思っていたようで、結果勝ちました。なので、やはりナッパとの差はそれ以上ということに矛盾はありませんね。

 

 

②悟空の、基本値と気を充実させたMAX値との差は、

8000↑/5000=1.6

8000以上を8200だと仮定すると、悟空は気を充実させると約1.6倍戦闘力が上がるという結論になります。

さらに界王拳を使えば、戦闘力が2倍になると言います。これは基本値の2倍なのか、気を充実させた状態からさらに2倍なのかの、2パターンを考慮にいれる必要があります。

基本値の2倍の場合、10000

充実させた状態からの2倍の場合、16400

 

 

③ピッコロの気のコントロール術は、ラディッツ編までは悟空よりも上だったでしょう。これは描写などからの想像です。

ナッパ編時、界王との特訓を経た悟空と、悟飯指導役になったピッコロとでは、やはり悟空の方が上になったように思います。界王拳はまさに気のコントロール術でありますので。

また、悟空が気の充実によって戦闘力を高めたシーンは、あれだけ長々とやったのはあの時が初めてです。

 

それらのことを総合的に判断すると、ピッコロのナッパと対戦していた時のMAX戦闘力は、基本値の1.4倍くらいが妥当じゃないかと思います。

1220×1.4=1708

 

この一カ月後の「21巻」で、ナメック星に到着したばかりの悟飯たちが、気を開放したら1500でした。そのときにピッコロよりも強くなっているとは考えづらいので、まあこの値は妥当でしょう。

 

④ピッコロは、不意打ちとはいえナッパのヒジ打一発で沈みました。この戦力差は、悟空とナッパに似ています。不意打ちとはいえ、悟空の界王拳による背中への一撃で、ナッパは戦闘不能状態になりました。

つまり、ピッコロとナッパ、ナッパと界王拳2倍の悟空との戦力差比率は同じであると仮定できると思います。そこで計算したいと思います。ナッパの戦闘力を a とします。

1708: a = a :10000

 a の2乗=1708×10000

 a =1708×10000の√

 a =4130

 

または、

1708: a = a :16400

 a の2乗=1708×16400

 a =1708×16400の√

 a =5300

 

 

⑤ナッパの戦闘力は、約4130か約5300くらいだとします。

しかし前者だと、ピッコロとの戦力差が

4130/1708=2.4

 

どのように微修正をかけても、戦力差が3倍以上になりません。つまり界王拳の計算は、基本値に乗算するのではなく、MAX値に乗算するものだと確定しました。

そして後者だと、

5300/1708=3.1

 

3倍以上ですが、ラディッツとの戦力差とほぼ変わらないので、微修正を掛けなければならないでしょう。

上方修正を掛けて、ナッパの戦闘力を5700とすると、

5700/1708=3.3

 

界王拳2倍悟空とナッパの戦力差は、

16400/5700=2.9

 

 

 

@結論

ナッパの戦闘力は約5700である。これはピッコロが絶望するのも無理はないですね。たとえ必殺の魔貫光殺法を使ったとしても、

1708×(1330/408)=5570

ためるのに時間がかかりすぎるし、当たったとしてもナッパの戦闘力を超えないのです。

この敵にZ戦士は奮闘したのだから、やはり瞬間瞬間にこめられる戦闘力はかなり上昇変化をさせられるということでしょう。ベジータが感心した、戦闘能力のコントロールというやつですね。

 

 

 

 

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