たまにはね
ベジータ編について。
ベジータの戦闘力は「２１巻」より、１８０００だそうです。しかし本編を追っていくと、すべての攻撃が１８０００なのかといったらかなり疑問です。けっこう大幅に戦闘力を変化させているのです。
①界王拳２倍の悟空とほぼ互角か少し下くらい。つまり、全然本気を出していないベジータの戦闘力は１６０００だといえます。
１６０００/１６４００＝９８％
２％の戦力差はほぼ互角だと前述しましたので、間違いないでしょう。その後、気を充実させてＭＡＸ値が１８０００になるということでしょう。
１８０００/１６０００＝１．１
戦闘力を１０％程度高めることは、コントロールでもなんでもないと謙遜しているんですね。
②問題はその後です。悟空は界王拳３倍を使いました。戦闘力は２４６００で、これはブルマのスカウターでもそれと矛盾していません。そして、かめはめ波とギャリック砲と対決して互角でした。かめはめ波は、２．２倍になるのですから
２４６００×２．２＝５４１２０
ということは、ギャリック砲は
５４１２０/１８０００＝３
自分、戦闘力３倍に上げとるやないけ。
③さらに４倍かめはめ波に至っては、ベジータは、７２１６０というエネルギー波をくらって無事でした。この描写は正直、解明不能です。自身の４倍の戦闘力のエネルギー波をくらって無事ということになると、ベジータは４倍くらい強い奴の軽いエネルギー波を一発くらっても、重いダメージにはならないということになります。このときのベジータのタフネスは異常事態だったと捉えるしかなさそうです。
④大猿のシーンは、人工の月を作りだすのにどれだけ気を消費したのかがランダムすぎますので、戦闘力がどれくらいになったかちょっとわかりづらいですが、推測の手掛かりはひとつだけあります。その後、変身が解けてから悟飯と戦うのですが、悟飯はけっこうベジータと戦えているからです。
悟飯は、ナッパ戦で魔閃光の２８００という数値をたたき出しているわけですが、これをまあかめはめ波と同じ特性だと仮定しますと、２．２倍気を高められるわけです。
２８００/２．２＝１２７０
？ですね。５歳児には怒って１３０７まで上昇したのに、それより弱いとは考えられません。おそらく魔閃光とはほぼただのエネルギー波で、気力を高めて放つのではなく、気量をかなり消費して放つ技なんじゃないでしょうか。
悟飯は、気のコントロールを教わって半年です。まだまだ気功波の威力を高めることはできないのだとすれば、スッキリしそうです。
すなわち、怒りで高まった気が２８００で、それをエネルギー波に変えて撃っただけだったとすれば、そもそもの悟飯のＭＡＸ戦闘力が２８００となるわけです。
ベジータ戦でも怒ってましたので、経験済みの戦闘力くらいまでは上昇したと考えていいでしょう。あるいは経験値を積んだり、死にかけから復活すると戦闘力がＵＰするサイヤ人の特性だったりから、もう少し戦闘力が高かったかも知れません。その数値で、まあベジータと戦えていたわけですから、おのずとベジータの戦闘力も分かってくるかもしれません。
だいたいの描写から、ラディッツと悟空の戦力差ほど離れているようには思えません。怒った悟飯とナッパが戦うと、こうなるのかなというくらいだと思われます。ウデをちょっとしびれさせただけだったり、敵をちょっとヒヤッとさせられるくらいの戦力差なのでしょう。クリリンが一撃でダウンした描写も一致します。
となると、まあだいたい６０００くらいでしょうかね。で、大猿はその１０倍になるのですから、戦闘力６００００くらいでいいんじゃないでしょうか。
⑤最後は元気玉のパワーです。戦闘力が低下しているとはいえ、自分より４倍強いエネルギー波を耐えられるベジータ様が、死にかけるほどのダメージでした。
状況的には、界王拳を使う前の悟空の攻撃ではナッパは耐えられたが、界王拳２倍を使われちゃったら死にかけた、ということと同じようなもんでしょうかね。
だとするとこんなカンジの計算でどうでしょう。
８２００/５７００＝１．４
１６４００/５７００＝２．８
２．８/１．４＝２
つまり、痛いけど耐えられる攻撃力の、２倍の強さの攻撃がきたらアウト、という計算結果です。つまりベジータは、自分の強さの８倍のエネルギー波をくらうと死にかける、ということでいいんじゃないでしょうか。
６０００×８＝４８０００
まあ半分くらい気が逃げちゃった元気玉ですから、本来は９６０００ですか。これは確かに恐ろしい威力ですね。
＠結論
ベジータは、初期値１６０００。本気を出すと１８０００。ギャリック砲が５４１２０。大猿が６００００。元に戻って６０００。
悟空は、２倍界王拳が１６４００。３倍界王拳が２４６００。３倍界王拳かめはめ波が５４１２０。４倍だあが７２１６０。元気玉の半分逃げちゃったやつが４８０００。
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